仕事の備忘録

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子供の就職活動から日本企業の採用態度に驚く

一番上の子供から午前中に内定決めてきたとの連絡。内定辞退しないって誓約書にハンコ押してきてこれで就職活動終了。あまりにうれしくてお昼会社の近くまで寄ってもらってお祝いランチ。親的にはいろいろあるが、サラリーマンとして企業の一人としての感想を記載しておく。
 
決して有名な大学ではない子供、5月から国内企業を受けた話を色々聞いたが、結構就職活動での企業がひどい。
申し込み学校不問と言いながら期日内で申し込みしてたのに「人数が多いから」だめだったり、ポートフォリオをデータ媒体で送付するルールの会社一次面接から「来るときは紙で持ってきてください」とか等々。普通に会社間でならどうなのレベルを新卒採用でやっている。最悪だった企業は、選考落ちたときの落選メールすら出してこない。これは普通なのだろうか。いや普通と見逃してはいけない状況だ。
 
そんなでダメージ受けつつの活動途中、子供からポートフォリオ経由でメールで会社に入らないかとスカウトが来たとの話が。
眉唾だと思いつつ面談が超高級ホテルだったからと、子供は行ってみたら中国の大手ネット会社からのオファーで、イラストレーターとして日本法人に入らないかというきちんとしたもの。
相手企業は、きちんとすでにポートフォリオはすべて閲覧済み、相手方が英語か中国語だけだったので専門通訳の方がいる、かつ向こうが気に入った絵を見せながら話を進めたとのこと。ただ「いくら出したら来てくれるか」と問われて「いま新卒の就職活動中でその場合の年収がいくらくらいで・・」から話をしたら「日本そんなことするの」「そんな安いの」とびっくりされたと。
 
正直日本の新卒向け就職活動って、いまだにそんなに非効率的にやってるものなのだろうか。中国企業のスマートで真摯な態度が子供も好印象だったとのこと。