初めてJAZUG 7周年総会に会場で参加した。参加したらレポート書くまでが総会なので遅れたが書く。
2010年8月26日に結成されたJapan Azure User Group (JAZUG) 、私は席だけずっと置き続けているが、この度7周年を迎えられたそうだ。非常にめでたい。
今回は2部構成で「セッションルーム」と「もくもく部屋」が平行して実施された。遅れて到着したが、私はAzureを黙々とプログラミングするレベルにないため、セッションルームにこっそり入場しようとしたが、入り口にAzure女子会の部長さんと眼鏡部部長さんがいらしたためご挨拶をして入場(お二人ともMicrosoft MVP と呼ばれる Most Valuable Professional=すんごい人である)以下各セッションの感想をタイムテーブルの順に記載。ツイートは #jazug から転載。
Azure Search クックブック
こちらは途中参加となったので資料を添付。使われ方がイメージ出来てなかったのですが、かなり広範囲に使われているサービスでした。
本日の資料をアップしました。「Azure Search クックブック」by @kazuyukimiyake #jazug https://t.co/PofrWlojb1
— 三宅@ZEN (@kazuyukimiyake) 2017年9月9日
https://twitter.com/kazuyukimiyake/status/906398728738578432
弁理士から見たAzure IP Advantageの考察
ITエンジニアが知っておくと幸せかもしれない起業セミナー
Azure IP Advantage は、知的財産 (IP) のリスクに対して業界最大規模の包括的な保護を実現します。Azure を使用するだけで、必要に応じて補償を受け取ることができます。https://t.co/fgRjZTYkUv#jazug
— Keiichi Hashimoto (@k1hash) 2017年9月9日
こちらアナウンス時点で訴訟時に協力してくれるってこと?くらいに思っていたMicrosoft Azure利用時のサービスというか保障。
ter.com/k1hash/status/906
Azure IP Advantage、知財関連の訴訟費用を無制限で補償。MSの特許1万件も利用可能。
— スズカナ(眼鏡男子愛好家) (@bell_kana) 2017年9月9日
一般的に弁護士さんの時給は25K~40K、知財で訴訟になったら長ければ1年以上かかることも。これを追加課金なく補償されるIP Advantageは手厚い補償。 #jazug
説明を聞いたらかなりすごい補償内容だった。弁護士さんがついてくれるって。そっからIT系だと多い起業するときの話へ。ともかく面白かった。
起業のお話。個人事業主 or 法人設立?ビジネス上の責任を負うのが個人か、法人という別人格か。一般的には法人の方が信頼性が高い。
— スズカナ(眼鏡男子愛好家) (@bell_kana) 2017年9月9日
法人としか取引しないという会社さんも。#jazug
これ今日は jazug だったよな、って思ってしまうような話で面白い。帰りに法人作ってしまう人いるんじゃないかというような起業セミナー。 #jazug
— kheiakiyama (@kheiakiyama) 2017年9月9日
補助金の話もよくわかってなかったことが分かった。それだけでも収穫。
補助金。条件を満たせば国から必要な資金を補助してもらえる。毎年あるとは限らない(大規模災害とかで他のところに回ったり)。J-Net21やらミラサポで探すと良い。#jazug
— スズカナ(眼鏡男子愛好家) (@bell_kana) 2017年9月9日
ちなみに小ネタがよかった。
最近よく聞く副業。『会社にバレない方法はある?』『完全にバレない方法はないです』
— スズカナ(眼鏡男子愛好家) (@bell_kana) 2017年9月9日
会社にバレるケースは3つ。無申告で税務署に差し押さえられる、住民税が妙に高くてバレる、チクられてバレる。#jazug
社内でIoT&AIな農業系チャットボット開発講座をやってみて
私も試しては挫折しているチャットボット。会社の勉強会でIoTとチャットボットを連携させたものを作ってしまったお話。今日ひそかに一番楽しみにしてきた。
いまから話す資料です。 #jazughttps://t.co/sEePIOCk0j
— ひらりん (@himarin269) 2017年9月9日
お話された方は通常IT系の講師をしているということで、非常にうまいプレゼンテーションであった。
作ったものは農作物とLINEを通じて会話ができるApp。○racleのサンプルからinspireされて作ったのがきっかけ #jazug
— Saori Ando (@sao_a) 2017年9月9日
農作物を土壌湿度センサー、カメラモジュールで観測、ラズパイを経由して湿度データはIoT Hub/Stream Analytics/SQL Databaseに、写真はBlobに配置。FunctionsでLUIS/Computer Vision APIで解析という構成 #jazug
— Saori Ando (@sao_a) 2017年9月9日
話しかけることによってLUISが学習、その学習結果を出力して精度を上げていくことができるので、自分が育てている感覚が受講者にも反応がよかった #jazug
— Saori Ando (@sao_a) 2017年9月9日
内容が勉強会であるのに講師としてやるため事前準備をしているうちに一番植物と向かい合う話に、学生時代一番勉強できるのはチートシート作って配る人であることを思い出した。とにかくAzureの機能を十二分に使い込んでいるので、このサンプルを当面勉強するだけで十二分に役立つはず。こんな勉強会が社内で行われていることがうらやましかった。
イケてるCognitive Services の使い方 (仮)
続いては大森さん @ayako_omori によるCognitive Serviceのお話。de:codeでもbuzzった「#早く面白いことやったヤツが優勝」も踏まえつつ #jazug
— Saori Ando (@sao_a) 2017年9月9日
早く面白いことやったやつが優勝という言葉は、5月のMSカンファレンスのセッションでスライド表示され、数日200以上セッションがあったカンファレンスで一番のバズフィードとなった。それだけ開発者に共感を得た言葉であり、今スピードが技術に一番求められているのだ。それを踏まえたお話だった。
本日 JAZUG 7周年の「#CognitiveServices の使い方 2.0」ご清聴ありがとうございました!セッション資料はこちらに~ ご質問などあればお気軽に★https://t.co/62XJKJHIVG#jazug #cogbot
— Ayako (@ayako_omori) 2017年9月9日
だいたいノンテクな方から『AIやりたいんだよねー』と言われた時には、そこに技術の視点持ってるヒトを連れてって、
— スズカナ(眼鏡男子愛好家) (@bell_kana) 2017年9月9日
技術的な限界だったり、できるけどコストも時間もかかるよ、なところを線引きする。#jazug
AIとCognitiveはベツモノ。Cognitiveは何かを認識、認知する、時に使うもの。なので、Cognitive Serviceは何か特別に思考せずとも認識/認知して判定した結果を返すことができる #jazug
— Saori Ando (@sao_a) 2017年9月9日
実例を出しながら使い方をサクサクわかりやすく説明。サンプルも秀逸で一番AIすごいとおもったのはこちら。
チワワとブルーベリーマフィン、寄ると見分けがつかないのをCustomVisionAPIで見分けてみた。大森さん、だんだんネタデモ増えてる気がするw#jazug
— スズカナ(眼鏡男子愛好家) (@bell_kana) 2017年9月9日
この後、懇親会にて大量のビールとピザがふるまわれ(有料だったが値段以上に量があった。お酒10種類以上あったのすごい)TL大会となった。この辺りは皆さんと歓談していたのできちんとすべてを聞けておらず、資料を提示しておく。本当に皆さんマナーがよいし、TLは濃い話が次々出てきて聞いても話しても楽しい懇談会であった。
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JAZUGは毎年総会が盛大に執り行われきたが、毎回不参加だったり、ストリーミングで子供を遊ばせながら外で見ていた。国内には様々なシステム系ユーザーグループがあるが、JAZUGは主体となっておられる皆さんが非常に熱心で、技術力の高い方ばかりなのにフレンドリーであるのが大きな特徴だと思う。なので、ほとんどオンラインのみでの参加をしている私でも「今回は現場に行ってみようかな」と思えるのだ。行っても楽しめそうだと思える雰囲気、それがJAZUGの大きな特徴だと思う。
しかし、楽しいだけではない。全国で数多く、有用なセッションを行っていて、どこでも本当に役立つAzure情報を提供している。本当にお礼ばかりしか言えないので、今度から参加したら受付と会場の片づけだけはさせてほしい、というか勝手に手伝います。数少ない貢献方法としてそれだけ心に決めた総会であった。