仕事の備忘録

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2016年12月 Cognitive Services 新サービスQnA誕生

 こんにちは。今週MicrosoftよりCognitive Servicesのニュースメールが届きました。こちらの内容を記録しときます。このメール内容がそのまま載っているようなブログがあるならそちら参照できるんですが、メールだと思い出せないとき検索サイトで一気に探せないのが面倒なんで。記憶容量がもう劣化しだしてるんで外部記憶はぜひ活用しときたいんですよね。

ということで新機能や更新された機能の一覧タイトル抜き出しました。

  1. New, QnA Maker available in public preview
  2. Content Moderator in public preview
  3. Microsoft Translator live feature launches
  4. Bing Speech new authentication endpoint

特に気になったのは1番目のQnA Maker。FAQなどのページから質問への事例というか回答例を作り出すサービスです。公式ページはこちら。

QnA Maker

すでにFAQページがあればそれをもとにbotやApplicationなどからの問い合わせ対応ができるように答える仕組みが構築できる。FAQページがなくても画面にて編集登録が可能。

編集画面もあります。URLでFAQ画面を指定したり、tsv形式でデータ取り込みも可能。20MBまでOK。とりあえず日本語を手で追加。

追加したら実際に[Test]をクリックするとテスト用bot画面がでてくる。「こんにちは」といれたら「こにゃにゃちは~」と返してくれる。動きはOK。

先ほど入れた「ういっす!」も候補として出してきてどの回答がよいか選んで、と言われてるので「ういっす!」を選び上部の[Save and retrain]ボタンをクリックすると元のデータごと書き換える。再度「こんにちは」と入れると「ういっす!」が戻る。ああ楽しい。最低限必要な質問はここで全部登録しときたい。データの突合せまで一人でできるのありがたいなあ。

[Publish]ボタンで以下の画面に移動、[Publish]するとWeb APIとして使えるようになる。

出来上がったサービスをサンプルをもとにC#で使ってみた。query「hi」に対してresponseString内に「Hello」が戻る。あ、黒塗りは鍵なので隠してます。

今度は「こんにちは」を渡してみる。えええ・・・500ステータスが戻ってきました。なんか間違ってた?Testでは使えたのですが。色々試したものの解消はできず。多分自分がJSONの書き方わかってなくてわるいと思うので、寝て明日また考えます

FAQへの返答だはBotでやりたいことの典型例だから、これ何気に便利。

先ほど見つけたMicrosoftの佐藤直生さんの資料にQnAMakerが早速掲載されていたのを発見したので他の新機能などはこちらを参照してもう少し調べる予定。

 

※2017/4/13追記 この記事の後上記500エラーは解決したのでした。下記参照のこと

testedquality-tech.hatenadiary.jp