仕事の備忘録

IT系技術とか、カスタマーサービスとか

第12回 SQL Server 2019勉強会(1st Anniversary) に参加してきた その2

昨日途中だったので勉強会の報告その2。今回は途中退席するまでとなるがツイートで思い出して記載する。登壇者小澤さんブログは日本全国SQL Serverの使い手で知らない人はいないはずだがリンクを貼っておく。

blog.engineer-memo.com

先に始まった質問コーナーが一通り終わったので2019詳細解説が始まった。本日のセッションは資料公開がないため、写真撮影をしてほしいとのことだった。しかし写真が下手なのでツイートで文字起こしを兼ねたメモをした。

ここで小澤さんのKubernetesを使ったデモンストレーションが始まった。

2017から対応されたSQL Server On Linux のようなプラットフォーム複数対応、その後Dockerによるコンテナ対応、そして2019になってのKubernetes での利用や多種のDBを直接統合する様子は、まるで塊魂。Data Pratform データ統合ってこういうことかと話を聞きながら感動した。一方もうLinuxを使わずにSQLServer の新機能を使うことはできない。この辺り国内だと多いはずのWindows Serverのみを使っていたエンジニアには本当に厳しいなと思う。

この辺りのデモは小澤さんがAKSを使うのが楽でよいとのことだったので、さっそく来月の課題とする予定。現在IBM旧MSの戸倉さんのツイートが身に沁みる。

小澤さんのセッションは本当に別世界のようにSQL Serverが突き進んでいるのがわかり楽しかった。自分が業務でまた使うかわからないが、勉強だけはしておこう。面白い駆動である。

【初級者、中級者向け】SQL ServerのAzure移行のいろいろ

Ijimaさんが仕事でオンプレのSQL ServerをAzureに移行検討した際の調査結果紹介。まだテスト段階とのこと。

IjimaさんのSQL Serverをサーバリプレイスするにあたって

  • 現行サービスを止めずにデータ移行できること(オンライン移行)
  • T単位のデータ量である
  • サーバ管理者が自分しかいないのでAzureを使って手間を減らしたい

という点が課題。AzureのDBとしては、SQL Databaseがありますが、このDBは単一しか使えないので、インスタンスにDB二つなどオンプレだとよく実施していたパターンにはできない。そこでSQL Database Managed Instanceを調査したとのこと。

ちょうどMSが2日前に移行検討手順と資料を日本語で公開したのでリンクを記載しておく。

SQL Server から Azure SQL Database Managed Instance への移行【11/22更新】 – Microsoft Partner Network ブログ

この記事内にオンラインでの移行検討も記載がある。

IjimaさんはManaged Instanceが高いのでまだ実施までに至ってないということで発表は終了したが、その後皆さんから色々と意見がでていた。小澤さんからはManaged Instanceのもっと安いものが現在開発中との情報もあった。最低ラインで一月10万近いのだ。オンプレ版だとEnterpriseバージョンくらいのイメージだと思う。

また小澤さんが発表を聞いて以下を指摘していた。

移行をオンラインで行う場合通常業務に影響ないように通信経路を確保しないと、移行中に他のネットワーク操作ができないなど業務影響が甚大となる。T単位のデータだと通信帯域確保してないと(ここがExpress Routeが必要になる)いつまでも転送が終わらないかもしれないと、別の方も指摘していた。

ということでSQL Serverの勉強会に久方に参加したが、現状も今後も含めSQL Serverを使うためにまだまだ勉強しようとケツイするくらいには楽しい勉強会だった。また参加したいと思う。