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VR酔いの原因を自分で追及した結果VRカノジョをクリアした話

注意:今回のブログにはVRカノジョというソフトについて話を書いてます。元が18禁の男性向けソフトウェアであり、エロの話も踏まえて書きますので苦手な方は読まないでいただければと思います。また自分自身のセクシャリティについても書いてます。真面目に考えたのですが不快に感じられるかたも多いと思いますので、そんなの気にならないという方のみお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

年末にWindows Mixed Reality (WinMR)対応HedSetを購入した。

testedquality-tech.hatenadiary.jp

あれから数か月、プライベートでは極力使ってみた。色々考えたところがあるが今回は「VR酔い」について書きたい。「VR酔い」をどうにかしたくて結果「VRカノジョ」をクリアした話である。

HoloLensに代表されるMRマシンの場合、現実世界の中で過ごすため日常と地続きだ。しかしWinMR、Vive、OculusなどVRの場合、仮想現実と日常のすり合わせがうまくいかず三半規管が現実に対して補正し続けるのが酔いとなって表れる。

正直最初の2か月ほどは毎回10分もしないうちに酔っていた。最初に購入したウルトラマンですら見るためにログインするまでに酔っていた。もともと遠足のたびにバスは一番前の席で紙袋持ってたタイプだ。年を取っても三半規管は弱いまま。それでもあきらめられず毎日やる日々は、修行のようだった。遅く帰宅すると酔いやすいので週末にやったりしたがなかなか改善しなかった。この当時はVRChatを5分やるのが限界だった。

そんな中ずっとツイートで見ていた「VR日本列島」というソフトがWinMR版で提供され、体験したら初めて15分を超えて遊べるようになった。

www.microsoft.com

こちらのソフトでは日本列島上を自分で飛ぶことができる。美しい朝焼けがすばらしいのであるが、何度か試すうちに前を向いて視線の範囲が定まっていると自分が酔いづらいことに気づいた。自分がなにをやるのか、いまどのような状態かが把握できてないと視線は周囲を見渡し続ける。無意識の把握動作が酔う原因らしかった。そこでの体験より「何か目的があって、その対象を見続けるような場合であればあまり酔わない」という仮説を自分に立てた。

この仮説からすれば、室内などある程度自分が経験がある場所に近いなら、かつ想定内の探索なら酔いずらいのでは?と考えたが、では実際どうしたらよいものかと悩んでいた時、VRカノジョという話題のアダルトVRゲームがあることをツイート経由で知った。(下記は通常サイトだが選択で18禁になります。ご注意ください)

www.illusion.jp

複数のゲームソフトを体験した際には自分で探索する際、首を振り続けているうちに酔っていた。VRChatのデフォルトでも3分で酔うのだ。しかし、このソフトを見る限り最初部分は室内であるし個室一部屋での探索。普段から離れない空間なら酔わないのではないか?と。18禁は関係なく映像の評判もよかったのと、ちょうどSteam版が発売WinMR対応も行われたので購入して予測を試すことにした。

Steam版は全年齢対象で標準ではおさわり&キスシーンまでである。一応クリアするまで何度かツイートしているのでそれを並べる。

[https://twitter.com/testedquality/status/984450528515047425:embed#で、やってるうちに「自分が年を取った時この子が孫設定でやってきたら私ずっとしゃべってるのかもしれん」と思いました。ということでぜひ「VR孫」を作ってください。絶対喜ばれるし私は喜ぶ。スカート下はスパッツかタイツでよいのです。ポッキーはおやつで私が渡して喜んで食べるのを見る。

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このスクリーンショットは自分の子供を思い出したときに撮った画像。実際にはおさわり可能なのだが全くそこに考えが到達しておらず、ツイートのように子供のことを思い出していた。自分は女性で背も高くはない。そのため人のつむじをじっとみるのは子育て中の子供たちの頭で、その頭は寄りかかってきたか、耳かきか、膝上に座っている時だ。このタイミングでキャラクターさくらちゃんの頭を触っているとき、そんなことを思い出させた。

そしてとりあえず普段の生活通りに歩き、見ることで仮説通り酔いがほとんど出なかった。最終的にVR内で1時間以上対応可能となったことはありがたかったし、その後VRChatでもある程度酔いを軽減できたのは対応能力が三半規管についてきたってことかもしれない。

実際VRカノジョはキャラクターのリアルさとそれに伴うエロティックな表現が非常に評価されているソフトである。が、体験すると操作性全般や体験への細かい気配りにより没入感を高めている点が、今までのソフトウェア体験の中でも非常に評価できる点だと感じた。彼女にキスシーンで近づいても眼球や肌の描き方が気になって毎回ガン見することになる。

またSteam版にて多言語化対応も行われており、アナウンスも基本英語で実施。サポートやアナウンスも活発に行われており、世界対応販売を実施している点も特筆すべきだと思う。他の大作ソフト群と並んで4/23現在VRソフトでベスト10内に入っているのも納得できる。

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個人的にはエアコンとか家具のスケーリングが素晴らしく現実的なのが大好き。上記スクリーンショットは髪の毛を触っている最中、操作して190cmくらいの人の目線にしてみたが、ふと横をみたとき、椅子とかで高いところに上った際、普段見ないエアコンの上部が見えて「我が家も夏に向けて掃除しないといけないなあ」と思うくらい自然なリアルさ。

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VRカノジョによってVR酔いをある程度克服できたため、最近は他のソフトも安心して試せるようになった。まさかVRカノジョでVR酔いを克服するようになるとは思ってなかった。とりあえずなんでもやってみるものだと、本当に心からVRカノジョには感謝している。問題点はまだエクスタシーパッチを当ててない点である。全部やらないとクリアではないと思いつつ、うーん・・・・でもこのいいね!がある以上私は全力でやらざるを得ない。頑張ります。Fate/Stay Nigth以来のクリアを目指します。