前回書いたPower BI Report Serverの件の後、MSからPower BIユーザに対してメールが届いた。そこにはムッシュ小澤さんのブログにも書かれていたPower BI Free(無料版)についてのアナウンスが。
「データソースのアクセスや容量制限がProと同等になります。」
おおー!いままでファイルしかダメだったのにDBとかも使える!と喜んだら
「ダッシュボードの共有機能に関しては使用できなくなります」
( ;∀;) ああやっぱり・・・・
実は小澤さんが紹介されていた本家MSブログには、FreeとProの位置づけを明確にする一環で、アプリ機能は一緒にしてコラボレーション機能をProのみで使えるように変更することが明記されていた。
この言葉は、情報共有のことすべてに当てはまる。前回すでに表示されていたアプリ機能を早速試したが、利用者設定ができるものの閲覧しようとするとFreeアカウントは「Pro以上の方のみ利用可能です」と出てきて使えないのであった。
◇再現手順
①Proでアプリを作成すると下記のように左メニューに表示される。クリックすると右にアプリで作成したコンテンツがが出てくる(赤い丸部分は作ったアプリ)
②グループ設定でワークスペースの利用者を設定できる。このときFreeアカウントも設定可能。管理者がProアカウント。メンバーがFreeアカウント。
③②の状態でFree版のアカウントで見ると、ワークスペース内にアプリ用のワークスペースが表示される。これはアプリがワークスペース単位のためと思われる。
③クリックすると下記が表示されて使えない( ;∀;)
ということで、この状況から1月ごろに掲載した情報共有方法が使えなくなる可能性が高い。
testedquality-tech.hatenadiary.jp
当面はProの試用版で運用しつつ予算確保してもらうしかないかと思うが、Premiumが出た時点で改めて社内サーバ構築も視野に入れる必要がでてきた。とはいえ、一方DBへのアクセスが無料版で出来るようになるのはとても良いことである。これでExcelにはない便利さやVisualの力を伝えやすい。6月が楽しみである。あ、もう少ししたらBulidが始まるが話題がでるかもしれない。
2017/07/06追記:6月になって無料アカウントでログインしたところ、1年間の試用版にしますか?というメッセージが表示された。メッセージに沿ってProの試用版に更新した。2018年6月でしたっけ?そこまでは無料で使える。ちなみに無料で有料版で使える期限が全体で決まっているため、有料機能を使うなら早急に一度ログインして試すほうがよい。